イザラ書房の
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内海裕美先生・帯の文章全文

デジタル社会の落とし穴に世界が気づき始めた!そしてついに待望の日本語訳出版!
本書はドイツで出版され英語、アラビア語、オランダ語、ギリシャ語、韓国語、、そして17番目に日本語と世界中が注目している内容である。
子どもは大人を小さくしたものではない!子どもが健やかに斉唱発達するためには年齢に応じた適切な環境が整っている必要がある。
大人にとって便利なものも子どもの成長発達への副作用が大きいことを知らずにデジタル社会で子育てをすると後悔する。スマホを触らせながら、これでいいのか?と疑問に思ってる人、あるいは早くからどんどん使わせて時代に遅れないようにと考えている人等にとって必読の書である。

子どもの成長発達には自然と人との直接的な触れ合いは欠かせない。デジタル社会は、子どもと自然、子どもと人を隔ててしまう。その危険性に警鐘を鳴らし、警鐘の響きは世界中に響き渡り始めた。発達心理学、神経生物学が明らかにしてきた子どもの発達の根拠に基づき書かれた本書は子育てにも役立つ。言葉の発達、目の発達、五感の発達、筋肉・運動系の発達を促すものはデジテル機器ではない!ゲーム障害、ネット依存も低年齢化している。デジタル社会の子どもを守れ!大人に大きな責任があることに目を背けず丁寧に読んでほしい。後悔しないために。

私は「メディア漬けで壊れる子どもたち」「スマホ社会の落とし穴」を世にも送り出し警鐘を鳴らしてきました。 笑顔のない赤ちゃん、言葉の遅い子どもたち、体の使い方が上手ではない子どもたち、孤独を訴える子どもたち、死にたいと訴える子どもたち、子どもの体と心の異変に気づいたからです。話しかけてもらえない、遊んでもらえない、外遊びを思う存分させてもらえない、話を聞いてもらえない、、そんな子どもたちが診療所にやってくるのです。自分の「やってみたい!」「できた!」「失敗しても大丈夫!」の心が育っていないのです。自然や人と直接触れ合って体験する機会が圧倒的に奪われた結果です。全国から講演を依頼されますが、もっと早く聞けば良かったと後悔されることがほとんどです。ドイツで出版された本書も18カ国(日本が17番目、ついでイタリア)で訳されていることは素晴らしいことだと思います。デジタル社会の子育てだからこその必読の書です。