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■耕文舎叢書7『空間・反空間のなかの植物』 new 

ジョージ・アダムス、オリーヴ ウィチャー著/石井秀治訳
Copyright 2013/B5判並製 269p/
ISBN978-4-7565-0122-6/
定価3,360円(3,200円+税)


【内容】

 <生きているもの>のあり方はつねに変化しています。 ですから私たちの観察方法が活動的・流動的にならなければ 生命現象を総合的に捉えることはできません。 ここにゲーテとシュタイナーが登場します:ゲーテの植物学における<メタモルフォーゼ>の理念も、シュタイナーが <エーテル体>について語ったのも、変化のなかにある生命現象をこそ観察しなければならないという認識に基づいています。 本書は両者の観察方法を基礎に置き、両者の視座から拡張された射影幾何学を導入した、新しい科学的アプローチの記録です。


【前書きなど】

私たちが生活している宇宙空間は、尺度、数、調和的な比率に基づいて秩序づけられています。 人間の思考力は、自然界と全宇宙を構成しているさまざまな法則を発見します。 それらはすべて、創造しつつ、整えつつ、形態を賦与しつつ作用している宇宙的知性です。 とはいえ人間は、そのもっとも高貴な認識力を働かせても、 その宇宙的-創造的な知性がどのように作用したかについて述べることができるだけなのです。


【プロフィール】

石井秀治
1946年生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科中退。ドイツ、ヴィッテンのヴァルドルフ教員養成コースにて学ぶ。 訳書に、J.ボッケミュル『植物の形成運動』、W.ホルツアップフェル『体と意識をつなぐ四つの臓器』、A..ズスマン『魂の扉・12感覚』、E..マルティー『四つのエーテル』他、耕文舎主宰。


【目次】

Ⅰ シュートの身振り
Ⅱ 原空間形態
近代幾何学と、空間の対極的形態

Ⅲ 物質空間とエーテル空間
HELIOPLASTIK(エーテル的-彫塑的に作用する太陽空間の幾何学)

Ⅳ シュートのエーテル空間

Ⅴ 放射的形態形成と周縁的形態形成
葉-空間の彫塑的形態

Ⅵ 根とシュート
レムニスカーテ的な空間形成

Ⅶ 花の世界